100万枚が5万枚に!音楽業界の激変とTUBEの生残り術

      2016/07/07

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CD売上枚数が落ちても大丈夫?

昭和生まれの僕にとっては暑い季節になると脊髄反射的に夏音楽が頭をよぎりますw
そんなサウンドがよぎった瞬間、TUBEって今どれくらいの収益があるのか?でした。
そこでちょっとバブリーな時代と現在のアルバム売り上げを調べてみました!
1990年代に青春を捧げた私にとって夏の音楽といえばTUBE。
当時はテレビや町のあちこちから、当たり前のようにTUBEの曲が流れてきたもんです。
 
ふと頭を過ぎったのは「CD売上枚数推移はどうなっているんだろう…」でした。
長年、安定した期間に音楽活動をされてきたアーティストだけに何か見えてくるのものがあるんじゃないかと思い、アルバム売上枚数をグラフ化しました!
 
TUBEさんのアルバム売上枚数推移1990年代初頭にバブルの波に乗り1993年に90万枚の壁を突破。翌1994年には『終わらない夏に』で100万枚突破。
この時期3年間に4枚をリリース。いずれも90万枚を超えております。そのまま1997年まで、大衆や時代のトレンドの逆波にも負けず売上を維持します。
 
しかし1998年から激減。右肩下がりとなります。ここ2005年以降は10万枚を下回ります。2007年からは5万枚前後とMAXの20分の1となっています。
要因はお察しの通り最初の低下はMDの登場。そして本格的な落ち込みはPCの普及とUSBオーディオ、iPodの登場と大衆の音楽スタイルが激変したことじゃないでしょうか。
 
では、この激変の大衆の音楽スタイルの変化についてメリット・デメリットいってみましょう!
(TUBEじゃなくて、すみませんw)
 

メリット

<利用者>手軽に音楽が楽しめるようになった
<利用者>劣化しないで聴ける
<配信会社>新ビジネスの創出
<配信会社>流通しないから低コスト(今までに比べ)で参入できる
<オーディオメーカー>メディア誕生による新商品展開
 

デメリット

<レコード会社>売上減少
<アーティスト>単価下落
 
テレビニュースで取り上げられる時は「業界維持」の話が出ますが、こうして比較するとやはりメリットが圧倒的に多いなと。
当然、人間って便利なものに流れるので、レコード会社やアーティストの単価はバブル期には戻らないでしょうね。
 
ある意味、音楽マーケットが成熟した市場になったということなんでしょうね。
今まで作り手側の値付けだったのが、ユーザー側の値付けになっただけです。
業界存続をお題目に作り手側の権利を持ち上げられますが…それでもビジネスとして成立しているのは製造コストが意外にも抑えられるからではないでしょうか。
 
んでね。ここで凄いのがTUBEさん。収益確保のため、最近は何をしているかといいますと。
注力商材をイベントに切り替えたんです。つまりリアルなライブです。
(他にも個人的な活動でプロデュース業も行っています)
 
実はTUBEさんの強みって、夏じゃなく30年の長きわたる音楽活動で獲得したファンです。
それもロイヤリティーの高い良質なファン。中年層の所得もモラルも高い人達がイベントなんかに参加すればお金を落としてくれるワケですね。当然、毎年開催のライブも安定の動員数です。
 
まさに企業が生き残りをかけて、ビジネスモデルを変化させるのと一緒ですね。
(富士フイルムなんかもそうですね)
 
バンド規模で経営的な方向性を変えるのって凄いなと思います。
 
ということで、今や音楽業界は90年代のバブリーさは跡形もなく、地道な活動でコツコツ収益確保が必要となっているんですね。
浮き沈みが激しい音楽業界で真面目に音楽活動を続けているTUBEさんってほんまもんのプロだな思います。
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