中国ビジネス進出で知っておきたい7つの常識

      2016/07/26

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最近、すっかり海洋進出振りがパイレーツ化している中国。日本国内の世論は別としてビジネス上は進出を検討されている企業が少なくないと思います。

海外進出はやってみないとわからないことが多すぎて、後から学んでいては予算も時間も大きな損失につながります。

そこで今回は進出前に知っておきたい中国ビジネス7つの常識をご紹介します。

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中国市場の実態

魅力は何と言っても人口ではないでしょうか。13億人を超え、一発当たれば日本の総人口規模で顧客となる可能性もあるわけです。

そんな巨大な市場をザザっとまとめました。

人口:13億6,782万人

ネット市場規模:5,244億ドル

ネット人口:6億7434万人

ネット普及率:49.30%

スマホ普及率:約40%

どうですか?

この数字だけでみれば桁違いの人口があなたの会社の商品を使うと想像するとニヤケちゃいますよね。

中国国内での地域性

中国と言えども、香港と大陸では大きく違います。

香港は繁体字と言って、古来から存在している中国語が公用語で、対して大陸の方は簡体字で簡略化された文字なんですね。

ちなみに香港人、中国人のどちらの言語も読むことはできるようです。ですが簡体字(大陸側)の人は繁体字(香港・台湾)を書くのは難しいとのことです。

1997年の英国から変換された香港。それから20年経っていることもあり、英語圏から完全な中華圏へと変貌を遂げています。今では英語使っている看板もほとんどありません。

あと忘れてはいけないのが、国土が広いので沿岸部と北部・南部で気候も大きく違います。上海なんかは蒸し暑く、北京では乾燥しているそうで美容やスキンケアなどの商材は地域によって訴求を変える必要があります。

中国人の国民性

ECにおいては何と言っても疑り深く、用心して購入されています。

模造品や偽造品に著作権の甘さなどからでもわかるように、大手のECサイトであるタオバオですら普通にニセモノを売っているわけです。

ニセモノ問題で困っているのは、中国国内の人も同じだったんです。

まぁ自分たちでも不振がっているのでメーカーの公式サイトで購入する人が多いそうです。

なので「騙されたくないためにリテラシーは非常に高い」とお考えください。

中国の歴史背景

中国の特殊性と言えば文化大革命になります。1966年から10年続いたこの革命で富裕層の資産や資金は全て共産党に没収されているため50代以上の人でお金持ちは極めて少ないです。

もし富裕層向けに中国展開を考えられているのであれば日本と同じ考えで高年齢に向けたら惨憺たる結果が待っているのでご注意ください。

といっても、儒教の国なので親を大切にする文化は根強く残っているので、親へのギフトとしては一定の効果があるのではないと考えます。

中国国民が抱く日本文化への感情

意外にも一般の中国人は、国際政治とは一線離れたところから見ている人が多い。日本へのイメージは「真面目」「間違いがない製品」「高品質」といったポジティブなイメージが多い。

国際政治で見受けられる、感情的な中国人はそう多くはなく日本人的な感覚や視点でニュースを見ている人が多いです。

特にネット動画で日本コンテンツを観ているそうで、新垣結衣さんは映画「恋空」がネット動画で若年層で話題となりは大人気とのこと。コーセーの雪肌精の中国プロモーションには日本とほぼ同じイメージで展開されています。

kose雪肌精の中国サイト

雪肌精中国サイトhttp://sekkisei.kose.com.cn/

プロモーション特色

日本の広告と比べて文字数は少なく、シンプルでキャッチとオファー(割引やインセン)くらいの情報で構成されています。

我々が普段見ている広告と比べると圧倒的に情報量が少ないので、シンプルにコピーとベネフィットだけで構成した方が数値的にも良い傾向があります。

注意すべきなのは日本のバナー職人みたいな人が、頑張って情報を詰め込んでしまうと読まれずに集客が悪いなんてこともあるのでご注意ください。

プロモーションとして忘れてはいけないのが中国は年に2回、バブリーな行事があります。

ひとつは2月の春節、もう一つが11月のダブル・イレブン。

春節は訪日観光客ニュースで聞いたことがあると思いますが、日本のお正月にあたるもので祝日となり大々的に消費が高まります。開催時期は1月末から2月上旬で毎年変わります。

そして、ダブルイレブン(双十一)というもので独身者の日に当たり、異性に対してプレゼントを贈る習慣がありを背景にアリババグループが大々的にバーゲンを実施し今や中国で最もネット購入が高まる時期であります。

最低限ですがここの特色だけでも頭に入れて施策を行えば形になるんじゃないかと思います。ただし少額なプロモーションはマーケットが巨大なので実施しても結果がないかもしれません。

ネット文化

Google、facebook、twitterが使えない(香港は別)ため、百度(バイドゥ)、微博(ウォイボー)、微信(ウェイシン)などの中国独自のサービスが大手のメディアとしてネットサーbスを成形しています。

バイドゥ⇒検索・ポータルサービスを提供。日本でいうYahoo!とグーグルを統合したようなサービス

ウェイボー⇒ミニブログと呼ばれるものでfacebookとtwitter両方のサービスを行っている

ウェイシン⇒チャットツールで日本言うLINEのようなコミュニケーションアプリ

そして、ここからがビックリ文化なのですが、広告施策のデータが不透明です!

特に純広告などにおける結果は日本やアメリカみたいに結果が出てこないことも多いので、日本では当たり前のように提出されてくるレポートもないものだと思ってください。

Google Analiticsのようなレポート情報を集めようとしても香港近辺のユーザー動向をがわかるだけ。なので使える情報を活かすスキルや観察力・仮説立てなどプロモーション経験が必要となるでしょう。

中国進出前に知っておきたい常識まとめ

言われてみれば想像の範囲ってことが多いと思いますが、それぞれの特徴が複雑に絡みあっているので、事前リサーチで失敗要因を取り除いてからリスクを減らしてからプロモーションを行うのがベストです。

具体的な中国への広告施策は『中国進出の時に知っておきたいネット広告5つの文化の違いで詳細を書いておりますのでご覧ください。

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