地方銀行のネット広告戦略!〜3.転換期を迎えたウェブ戦略〜

   

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小虎さんとアシオ君の地方銀行の広告施策のお話はいかがだったでしょうか。今回、銀行についてクローズアップしたのは、ウェブ広告において金融商材は転換期を迎えているからと感じたからです。そこで今までと今後について解説いたします。

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ウェブにおける金融商材の歴史

ネットにおける金融業の歴史は古く日本においては1996年に大和証券がネットトレードを開始。銀行では2000年にジャパンネット銀行がサービスを開始しています。

その後からネットショップなどが利用幅が広がり今ではネットを通じて購入・支払いまで当たり前のようになっていますよね。

当然、20年もの歴史がある金融業界もネット普及の追い風を受け顧客獲得を続けてきました。

しかし、普及完了した今や、戦略の見直す必要性を感じます。

顕在化し始めた運用課題

様々な銀行において、CPAの悪化によって広告メニューを絞らざるえない状況が出始めていると感じます。中でも古くからネット広告に注力しているほど、その傾向が強いのではないでしょうか。

今までどのメディアや媒体でも獲得単価を重視されてきましたがこれからは、獲得できる客質によってCPAを設定する必要が出てくると予想されます。

となると変わってくるのが作業量になります。今までは広告代理店側のマージン内での運営でした。

代理店側も費用対効果が落ちてきている

しかし、同じ出稿金額でも細やかな設定、完了、運用と作業量が増えマージンを食い尽くす事になります。

かと言っても、媒体側も価格を下げる事はないでしょうから負担は代理店とクライアント側で削りあうことになるのではと考えます。

ネット参入から20年経って広告運用の転換期を迎えたのではないでしょうか。

課題解決で期待されるマーケティングオートメーション

その業務効率化として注目されているのが人工知能です。

マーケティングオートメーションと呼ばれ、アドビやセールスフォースなど取り組んできております。導入で得られるメリットは目標設定後は管理・監視に注力するだけ(実際にはそうはならないでしょうが)。

つまり、運用型の広告メニューにおいて初期設定だけすればクライアントと代理店の消耗戦や腹の探り合いは不要になるんです。

マーケティングオートメーションによるメリット・デメリット

<発注側のメリット>

・管理監視がしやすい

・複数代理店のコントロールが緩和

・リアルタイムで対応ができる

<代理店側のメリット>

・管理画面の共有で説明の必要がなくなる

・工数が軽減する

・ケアレスミスがなくなる

一方、今の段階で想定されるデメリットは

<発注側のデメリット>

・導入費用がかかる

・安定化するまでCPAが超える

・システムの理解が必要

<代理店側のデメリット>

・工数削減に伴う売り上げ減

・クライアント直接管理による案件損失

になり、代理店からすると存在意義が揺らいでしまうわけですね。

現在、リスティングやディスプレイ広告などの運用担当者のポストが不要になっていくのではと言われています。

忘れてはいけないさらに大きな問題

ネットにおいてインフラとして成長させてきた金融業界ですが、20年を迎え(銀行は15年目ですが)生き残りをかけ次なるウェブマーケティングの形態へと脱皮が迫られます。

そして、日本国内において大きな問題があります。

人口減少と経済縮小

この問題と並行して脱皮する作業はかなりの難易度だと言えます。

逆に言えばこの金融業界の広告でいち早く成果が出せれば、次世代への飛躍が望めるのではないかと考えます。

銀行業界(金融)まとめ

・ウェブ広告開始から16年以上経ちユーザーを取り尽くしている

・日本国内の人口減少

・若年層の底可処分所得がターゲットになる

・マーケティングオートメーションの導入

・既存広告フローの見直し

この状況を整理・再構築が必要とされています。

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