【爆買い終焉確定】最新の家電量販店からみたインバウンド実態

      2016/09/04

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こんにちは、管理人のmorunです。

2016年4月8日から突如、中国関税の強化により、中国人観光客の爆買いが終わった。

そう言われてから約6ヶ月。税関の強化によって、実際にどれくらいの影響があったのか?

その実態を調査すべくヨドバシカメラへ赴き、インバウンドの今を現場目線でレポートします。

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背景となる税関強化をわかりやすく解説

中国国内の景気の減速から、中国国内の消費を高めるため内需拡大施策として2016年4月8日から関税を強化

    <税率引き上げ内容:一部>

  • 酒類・化粧品:50%→60%
  • 高級時計:30%→60%
  • 衣類・ビデオカメラ:20%→30%
  • カメラ・食品・玩具:10%→15%

これにより、訪日客の爆買いが止まるのではないか?と春の段階では予想されていました。

国民の反感にビビった中国政府が対応を軟化ww

その後の調査からは、実はこの施策、急ごしらえだったこともあり中国国民から強い反感を買いいました。

政府からすると景気減退や国内情勢などの不安定さに加え、国民の不満を高めることに危惧したのか、取り締まりの強化は春だけ行われたそうです

そして今では税関チェックはユルユルになっていて、荷物チェックでカバンの中身を見られることがないそうです。

家電量販店での調査方法

と、やや爆買いへの影響を残した訪日インバウンド。

実際のヨドバシカメラではどのようなアイテムが訪日客に売れているのか?

今回は商品に周辺のポップに着目、中国語(簡体字)の説明書きの有無で判断しました。

ヨドバシカメラのインバウンド向けアイテム

中国語で書かれたポップからインバウンド向けのアイテムはこちらでした。

  • 高級腕時計
  • 美容器具
  • 髭剃り
  • 電子歯ブラシ
  • 電気炊飯器

いかがですか。「外見に関わるアイテム」「身につけるアイテム」「食」の3つに分けられます。

逆にカバンに入れて持って帰りやすそうなウォークマンやヘッドホン、イヤホンやデジカメには中国語ポップはなかったです。

おそらくですが、まだ文化的・余暇に使うアイテムへの意識は低いのだと言えるのではないでしょか。

訪日インバウンド向けの訴求ポイント

これは「日本製」「雑誌やメディア掲載実績」が多かったです。

ヨドバシカメラ電子歯ブラシポップ

電気歯ブラシのポップ。実績訴求で部分部分に中国語が入っている。

ヨドバシカメラ高級腕時計ディスプレイ

高級腕時計のディスプレイ。掲載された雑誌を使い信頼性を演出しています。

以前、別の記事でも説明しましたが中国ではニセモノが多く、中国人ですら自国製品への不安感が強いとのこと。

まがい物を買いたくない!

この心理が働くので実績や信頼訴求が効果高いのでしょう。

つまり、日本でいるいきなりベネフィット(商品購入で得られる利得)を伝えるだけでは購入には至らないと言えるでしょう。

鉄板アイテム電気炊飯器のブース

爆買いの象徴「電気炊飯器」のブースでは中国人スタッフ数名が待機していて訪日客に説明していました。

特に人だかりができるのが5~8万円くらいの価格帯。

3万円未満は全くと言っていいほどスルーされていました。

むしろ、低価格帯では「日本製」のポップやシールがありません。。。

炊飯器においては今や日本人より高品質なものを使っているのが実態なのです。

訪日インバウンド市場実態まとめ

正直、気が狂ったかのような爆買い。これは確かに終焉を迎えたと言えるのではないでしょうか。

一定の生活水準に達したことで、質を求める段階に来ているのだと考えられます。

  • 競って買い物していた→選ぶようになった
  • (日本製ならOK)→(日本製で高品質なもの)

こんな感じでしょうか。

ほんの数年でこんなに顧客の価値観が変わるのはスゴイ事です。(日本では10年以上もかかっていたわけですから)

とはいえ、今の日本人と比べると購入意欲の強い客であることは変わりないため、質の高い接客をしないといけない時代になったと言えるでしょう。

中国人がオーディオや高級デジカメにゲームに殺到する日もそう遠くないと感じました。

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