AT&Tのタイム・ワーナー買収|メリットを考察!日本のクリエーターに朗報?

こんにちは管理人のmorunです。
モバイル通信会社AT&Tが8兆9000億円でタイム・ワーナー社を買収するニュースが報じられました。
この数年HuluやNetflix、Amazon primeを始めネット系動画配信サービスが拡大していて、各サービスでコンテンツの囲い込みが行われています。
そんなコンテンツを保有するタイム・ワーナー社の買収についてメリットについて調べてみました。
AT&Tとタイム・ワーナーについて
AT&Tはアメリカ第2位の通信会社の大手。
タイム・ワーナー社はニュースメディアのCNN、映画などを手がけるスワーナーブロス、ケーブルテレビのHBOのコンテンツを持つ企業です。
通信会社がコンテンツ会社を買収した形になります。
日本で例えますと、auが東映・WOWOW・テレ東を買ったようなもの。。。
auを利用するとこれらのコンテンツをドドドーっと見ることができる。かも的な買収劇なんですね。
AT&Tのメリット
AT&Tのメリットはテレビコンテンツを武器に新規ユーザーの囲い込みとサービス拡充によるアップセル。つまり新規と顧客単価を高めることです。
- 新規客の獲得
- 顧客単価の向上
タイム・ワーナー側のメリット
一方、タイム・ワーナーはスマホユーザーにコンテンツと届ける可能性ができるため広告収入またはコンテンツ課金により収益化が計れます。
- 広告収益化
- 課金チャンネルの増加
AT&Tが買収に動いた背景
なぜ、アメリカの大手通信会社がコンテンツ会社を買収したのかと言いますと、価格競争の激化による携帯電話通信業績の伸び悩みがあるためです。
競合に対して差別化を行う上で、コンテンツを独占することを選んだんです。
これからはコンテンツの価値が高まっていく
動画ストリーミングサービス始めSpotifyなどの音楽サービスなどからもわかるように、これからはコンテンツが各サービスの差別化として必要不可欠となっています。
今までテレビや配給会社の下でコツコツとコンテンツを作ってきた、制作能力を持つ会社の価値が高まるっていくでしょう。
クリエイターが配信するチャンネルを選ぶ時代もそう遠くはないのかもしれませんね。