Googleのテレビ広告枠販売で電通とサイバーエージェントが対立

   

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前から噂されていたテレビ広告枠のネット販売がいよいよ動き出しました。

といっても、アメリカでの話なので日本ではいつになるのか?そもそも導入されるのか?

そして日本の電通、博報堂、ADKにサイバーエージェントが割って入るのか?

今後のテレビ広告枠と広告業界についてまとめてみました!

グーグルがテレビ広告枠販売へ

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今回のニュースソースはグーグルに買収されたアメリカ・ダブルクリック社のマネージャーです。

グーグルがテレビ広告の買い付け可能に

Google Makes TV Ad Inventory Available To Buy In DoubleClick Bid Manager

Media Post

 

他のネット系メディアニュースの記事でも掲載されています。

グーグルがテレビ広告販売へ

Google Looks to Sell TV Ad Inventory

Broad Casting Cable

 

グーグルがテレビ広告市場を奪いにいく

Now Google wants to conquer the television advertising market

HI-TECH GAZETTE

いきなりテレビ広告市場のシェアを奪い取りにいくような記事もあります。

忘れちゃいけない!少し前にはグーグル離れの記事も

しかし、ちょっと前にグーグル広告のネガティブなニュースがありましたよね。

広告主の「グーグル離れ」、テレビに大チャンス

THE WALL STREET JOURNAL

アメリカにおいてYouTubeの不適切な動画に対する広告掲載されることに対して、P&GやAT&Tなどの世界的大企業がブランド既存を恐れ広告出稿を止めたことになります。

もし、グーグルのテレビ広告枠への出稿が可能になるなら、大手企業も問題なく取り組みむでしょう。

むしろ、セグメントや細やかなターゲット設定が可能になるなら、費用対効果の視点からも使うはずです。(使わない理由がないですよね)

日本のテレビ広告のドン(?)電通の動き

兼ねてからこのグーグルの動き、というかテレビ広告枠へのネット入札は予想されていたので日本の大手である電通はデジタル化へ進めていました。

昨年2016年7月に設立した電通デジタルがそれにあたります。

電通デジタル、設立発表会でデジタルマーケティングセミナー開催

電通報

枠を提供するテレビ業界にとっても「このまま電通・博報堂・ADKにしがみつく」か「デジタル化で生き残る」のいずれかの選択を迫られている状態です。

日本のテレビ広告の今後を予想してみる

テレビの認知系としての影響度は高い、対して契約や購入などの獲得系はネットが適しています。

テレビ局としては、小分けで販売できるのでコンテンツ次第では収益を伸ばせることになります。また、クライアントに配慮したコンテンツ作りの必要がなくなるので、テレビ自体は面白くなる可能性があります。

電通・博報堂・ADKにとってはコントロールできていたマージンに競争原理が働くため、利益が減っていくのではないでしょうか。

当然、利益を維持させるために努力されるでしょうが、テレビ広告枠が自由化された際には徐々に後退せざる得ないと考えられます。

そしてネット広告大手サイバーエージェントが電通・博報堂に挑む

テレビ広告枠のネット開放によって勢いづくのがサイバーエージェントです。

  • 2016年4月11日 ネットテレビ局『AbemaTV』
  • 2016年4月16日 動画広告特化した代理店『CyberBull』の強化
  • 2016年9月8日 動画制作専門スタジオ『STUDIO CRAV (スタジオ クラヴ)』開設
  • 2017年4月3日 インフィード動画制作会社『サイバーモンスター』設立

この1年間でこれだけの動画事業において活発化しています。

以前、このブログでも解説しました『サイバーエージェントが赤字でもAbema TVを始めた理由』。

2020年のモバイル通信の5Gなどで、再生においてネットとテレビは環境的に差は埋まっていきます。

この数年間の間で、動画市場を舞台に電通・博報堂(ADKも含む)とサイバーエージェントがしのぎを削るようになっていくと考えられます。

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